HEIWA・PGM Championship 2017  11/2(THU)3(FRI)4(SAT)5 (SUN)PGMゴルフリゾート沖縄

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NEWS2017.05.19嘉数光倫 沖縄ブームの風に乗り、今度は自分が一番ちゅーばー!

通算12アンダーで首位に並んだ小浦和也とのプレーオフ3ホールめ。嘉数光倫のツーオンを狙ったショットは、決してジャストミートではなかった。

プレーオフ1ホール目は互いにパー、同2ホール目は互いにバーディーと譲らない。同3ホール目はグリーン右奥めにカップが切り直され、ティーグラウンド位置は65ヤード前になった。

嘉数はティーショットをフェアウエイ右サイドに運び、ピンまで残り212ヤード。小浦がフェアウエイ右ラフからの2打目をグリーン手前の池の前にレイアップしたのを確認した。そしてロフト21度のユーティリティーを選択し、左からのアゲンストを考慮してグリーン中央からのフェードボールをイメージした。

だが、思い描いたショットとは違って、フェースが少し開き過ぎてしまった。「池だけは越えてくれ!」と嘉数は心の中でそう叫んだという。

沖縄出身で9歳からレッスンプロの父・森勇(しんゆう)さんにゴルフを習い、高校卒業後は熊本県の東海大学熊本キャンパスへ進学して、ゴルフの腕を磨いた。2011年の日本アマチュアゴルフ選手権競技でベスト16、全国大学対抗戦の個人1位タイの成績を挙げ、12年にプロ転向。同期にはレギュラーツアーで活躍する小平智、藤本佳則、園田峻輔らがいる。

「今年はQT(クォリファイング・トーナメント)サードで失敗したんです。前試合のジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山の予選会に挑戦し、本戦に出場権を得て、何とか4位タイに食い込んで、この大会に出られたんです。こんな綱渡りの状態に終止符を打ちたかった」と嘉数は振り返る。

同じ沖縄出身の先輩プロである宮里優作が中日クラウンズ、日本プロ日清カップを制したことも刺激になっていた。

「一番ちゅーばー(強い)って流行言葉になったようで。沖縄旋風が吹いている。僕も風に乗りたい、追い風にしたいと思っていました」

運も味方した。嘉数のツーオン狙いのショットはピンまで十分足りたが、グリーン右奥ラフに止まった。3打目をピンにしっかり寄せ、小浦はバーディーパットを外した。

勝利を手にできるウイニングパットは50センチ。「緊張はしませんでしたが、体が動いてくれました。でも、手は震えていましたね」。屈託のない笑顔を見せながら、嘉数は初優勝を素直に喜んだ。

「この優勝でレギュラーツアーのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPに出られるなんて知りませんでした。(再来週の)ツアー選手権にも出られるし、チャレンジトーナメントの1年間のシードを得られたのは本当に大きいです、感謝です。今年はHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPが沖縄で開かれるそうで、これも何かの縁ですね。この縁を大切にしたい。もちろん、レギュラーツアーが主戦場になるようにもっと頑張ります」と嘉数。

最後にこう口にした。「僕も『一番ちゅーばー』って言われるように頑張ります。応援してくださいね」。先を行く同期たちとレギュラーツアーの舞台で戦いたい。その思いは一段と強まった。

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