HEIWA・PGM Championship 2018  11/1(THU)2(FRI)3(SAT)4 (SUN)PGMゴルフリゾート沖縄

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NEWS2018.05.16河野祐輝、集中力を研ぎ澄まし、狙うポジションはズバリ優勝!?

午後1時10分。アウトスタート「初日最終組」の河野祐輝が、5バーディー・1ボギーの68でフィニッシュし、単独首位に立った。前半は4バーディー。後半に入ってからは「強い風が収まり、それでかえって風向きが読みづらくなり、ショットに苦労しました」と河野。1バーディー・2ボギーで迎えた最終18番パー5ホール。3打目をピン横5メートルに着けてグリーンに歩を進める。グリーン右奥の速報版で3アンダー首位タイを確認したものの、「バーディーパットを決めて単独首位に立ってやる! とは思いませんでした」。

だが、ボールと対峙し、ラインを読むとカップに沈むイメージが湧き出した。打ち出したボールは、心地よい音を奏でた。バーディーフィニッシュ。河野は右拳を強く握りしめたガッツポーズを取った。「やっぱり単独首位の意識が頭の奥底にあったんですね」。河野は白い歯を見せた。

先週は今季国内ツアー公式戦「日本プロゴルフ選手権」に出場した。予選ラウンドを77、74。通算7オーバー・97位タイ。予選通過に4打及ばなかった。河野は翌土曜日に、決勝ラウンドが行われているコースへキャディーバッグを担いで足を運び、練習場へ向かった。

「なぜ予選落ちをしたのか。自分のゴルフを分析し続けました。結論は意識の低さでした」。2013年に賞金ランキング33位に入り、河野は初シード権を獲得した。シード権獲得の次の目標はツアー初優勝。そう考え、さらなる高みを目指してスイングをあれこれと変えて行くうちに本来のスイングを見失い、ゴルフも崩れた。結果はシード落ち。ショットは「前方45度、左にも右にも曲がるワイパーショットでした」と振り返る。

しかし、昨年のファイナルQTでスイングが蘇った。不振にあえいでいた頃は、「無呼吸スイング。バックスイングを始めたと思ったら、もうインパクト。それぐらい性急なスイングで、息をしていなかったのです。それに気づきました。トップスイングで松山英樹のように一旦、間(ま)を置いてからダウンスイングをスタートさせる。息を着いて。そんなスイングイメージで振るようになってからは、シードを取っていた頃のように狙った所へボールを運べるようになった。ショットが曲がらなくなったのです」

河野が口にした意識の低さ。それはショットが曲がり出すようになってから、ポイントではなく、エリアに打つようになった気持ちの弱さであり、ピンをデッドに狙わず、保険を掛けてのショット。集中力の無さも意味する。

「日本プロでも、ポイントではなくエリア狙い。それではツアーで通用しないことを改めて感じました。ですから(予選落ちしての)土曜日はドライビングレンジでターゲットを定め、そこへボールを運ぶ練習を積み重ねました」。

集中力を研ぎ澄ますことで、ショットに対する不安を抱えずに済むようになった。迷いなく、心配することなく、インパクトに集中し、クラブを振り切る。その結果が、大会初日の単独首位をもたらしてくれたのだ。

「明日もアバウトではなく、明確なポジションを狙ってショットして行きます」と河野。ターゲットポジションは、ズバリ、最終日の頂点=復活優勝に決まっている。

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