HEIWA・PGM Championship 2018  11/1(THU)2(FRI)3(SAT)4 (SUN)PGMゴルフリゾート沖縄チケット好評発売中

ニュース

fr_kondo5
NEWS2018.05.18近藤啓介、新妻キャディと夫唱婦随でつかんだ悲願の初優勝!

コースレート77.6。大会舞台は「ビッグモンスター」と呼ばれる超難コース。となれば、「最終日は最終組よりも先に回ってスコアを伸ばし、首位にプレッシャーをかけた方がいい」。

大会2日目。574ヤードの最終18番パー5で、3メートルのバーディーパットを決めてフィニッシュした近藤啓介は、スコア提出後の囲み取材で最終日のゲームプランをそう話す。勝利への青写真を持ち合わせていたのだ。

首位とは4打差の通算1アンダー・5位タイから発進した近藤は、残り18ホールに賭けた。スタートホールでバーディーを奪い、2番ホールも奪取しての連続バーディーで勢いの波に乗リ掛けたが、続く3番ホールでボギーを打ってしまった。しかし、8番パー5ホールで確実にバーディーパットをカップインさせ、前半を3バーディー・1ボギーとして後半の10番ホールへと向かった。

その道すがらに設置されている速報版。近藤は試合のスコア状況を帯同キャディーの新妻・千夏子さんと確認しあった。「首位とは2打差か…」。近藤がそう言うと千夏子さんは「(逆転)チャンスはあるね」と励ました。性格が決してポジティブではない近藤をいつも励まし、心が折れないようにしてくれる強い味方が、試合中も傍にいてくれるのは有難かった。心強かった。

アウトコースの平均ストロークは37.126。それに対してインコースは38.261。難易度は前半よりも一段と高まる後半9ホール。近藤は粘リのゴルフでパーセーブを続け、13番パー4でバーディーを奪ってスコアを伸ばし、通算4アンダーで最終18番ホールを迎える。

ティーグラウンドで千夏子さんと短い会話を交わした。「行くしかないね」「バーディー(奪取)でプレーオフ!」。前日までの2日間は安全策を取って3打目でパーオンさせていた。グリーン手前から左サイドにかけて池が横たわっていたからだ。

「今オフからスイング改造を始めていました。緊張した場面で左には曲がらないショットを打てるようにするためです」。

ドライバーショットでフェアウエイを少し外してのセミラフ。ボールは運良く芝草に浮いていた。風向きは右サイドからのフォロー。2打目はエッジまで250ヤード、ピンまでは280ヤード。近藤は迷わずに3番ウッドを手にした。スイング改造の成果を試すには絶好過ぎるほどの状況。グリーン左サイドの池を気にせず、3番ウッドでストレートボールを放った。ボールはグリーン右奥のピンに向かって飛んで行き、花道手前でワンバウンドしたのが見えた。

感触の良かったショットの行方が見えなかった。目指したスイングで左には曲がらないボールを打てた喜びを噛み締めながらグリーンに歩を進める。だが、ボールの姿が見えない。ギャラリーが指を指している、その先はグリーン奥の池だ。グリーンオーバーで池に転がり込んだのか。

「運良く池の縁手前で止まっていてくれました。助かりました」と近藤。3打目をカップ手前2メートルに寄せ、そのバーディーパットを確実に沈めたのだ。

最終組で首位にいた和田章太郎が、17番ホールでボギーを叩いていた。それを近藤は知らなかった。18番ホールのバーディーパットが結果的にはウイニングパットにもなったのだった。

「18番ホールの2打目。左に曲げず、ピンに向かって真っ直ぐのショットを打てました。スイング改造に取り組んで良かった、スイングに自信がつきました」と近藤。

この優勝によってAbemaTVツアーでの1年間シード、レギュラーツアーの日本ゴルフツアー選手権、そして11月にPGMゴルフリゾート沖縄で開かれる『HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP』出場権も手にした。

「もらったチャンスを生かせるよう、恩返しが出来るように練習して試合に臨みます」。今年3月に入籍した千夏子さんとの披露宴を盛大に開くためにも、さらに活躍しなければならない。近藤は、その青写真もこのVで作り上げた。

フルリーダーボードはコチラ>>

  • 過去の大会