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NEWS 2019.11.09
【3R】池田勇太、優勝が目標も、スコアを伸ばせない3日間…

 18番・パー5で、バーディーパットをきっちりねじ込み、この日のスコアをイーブンパーに戻した。上り坂を上ってスコア提出所へ歩を進める。坂を上がる足どりは、傍から見ても重そうだった。強風下でのラウンドで五感をフル活動させたからだろうか、疲労度がいつものラウンド以上だったのか。

 スコア提出所から出て来た池田勇太をゴルフ記者たちが取り囲む。取材が暗黙のうちに始まった。

「2ラウンド目も今日の3ラウンド目も、もどかしいゴルフだった」。池田は、吐き出すようにこの日のラウンドを総括したのだった。

 第1ラウンドは7バーディー・1ボギー・1ダブルボギーの67と、4アンダーで5位タイ発進。だが、第2ラウンドは1イーグル・2バーディー・2ボギー・1ダブルボギーの71で、トータル4アンダー・10位タイに後退。そして第3ラウンドでは3バーディー・1ボギー・1ダブルボギーの71とスコアを伸ばせなった。

 首位とは6打差の8位タイ。順位を上げたものの、首位とのスコア差は開くばかりの2日間。ホストプロとして「優勝」を狙う池田にとって、足踏みをするかのようなスコアを許せないのだろう。

「ゴルフの内容がどんなものでも、スコアを伸ばせないのでは、優勝には手が届かない。ショットもパットも決して悪くはないのに…」。

 スコアを縮められないゴルフは「決して良くはない」のだ。ボギーピンチは何度かあったが、長いパーパットをねじ込んで踏み止まったものの、「ピンチを防ぐだけでは優勝に届かない」と悔しそうな声でそう振り返った。この囲み取材で、池田は「優勝」という言葉を何度口にしただろう。「スコアを伸ばせない」と何度呟いただろう。

「ショットとパットが噛み合い、それを繋いで、流れを作って、18ホールそれを続ける。明日はそれを1番ホールから出来る限りするだけ、スコアを伸ばして行くだけ」と語り、クラブハウスに引き上げて行った。その池田の後ろ姿には、明日に賭ける思いが滲んでいた。

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